関東の地震リスク:相模トラフと首都直下地震
関東地方は相模トラフと房総沖の日本海溝の上に位置し、複数の大規模地震リスクを抱えています。特に、関東南部を震源とする首都直下地震のリスクが高く、気象庁の評価では、今後30年以内にマグニチュード7級の地震が発生する確率は約70%とされています。1923年の大正関東地震(マグニチュード7.9)では約10万5千人が死亡し、東京市街地の大部分が火災で焼失しました。
関西の地震リスク:南海トラフと内陸の活断層
関西地方のリスクの中心は南海トラフです。南海トラフを震源とするマグニチュード8級の地震が今後30年以内に発生する確率は約70~80%です。加えて、内陸には有馬・高槻断層帯、山崎断層帯などの活断層が存在し、これらを震源とする地震も発生する可能性があります。1995年の阪神・淡路大震災は、関西の活断層を震源とした地震で、約6,400人が亡くなりました。
規模と被害ポテンシャルの比較
南海トラフ地震はマグニチュード8~9級で、関東の首都直下地震の想定規模(マグニチュード7級)より大きい可能性があります。しかし、関東は人口がより密集しており、首都直下地震の被害規模も極めて大きいと予測されています。双方とも国家レベルの防災対策の重点地域となっています。