マグニチュードと震度の基本的な違い
地震の強さを表す指標には、マグニチュード(M)と震度(しんど)があり、これらは全く異なる概念です。マグニチュードは地震そのものの大きさ・エネルギーを表し、1つの地震に対して1つの値のみとなります。一方、震度は地震による揺れの強さであり、場所によって異なります。同じマグニチュード7の地震でも、震源地に近い地域では震度7で、遠い地域では震度4かもしれません。
日本の震度階級
日本の気象庁では、地震による揺れを「0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7」の10段階で表記しています。震度0~2は人間が感じにくい、または感じない揺れです。震度3~4になると多くの人が感じ、食器が落ちる被害が出始めます。震度5以上では建物の倒壊や家具の転倒が起きやすくなります。特に震度7は極めて稀で、1995年の阪神大震災や2016年の熊本地震で観測されています。
エネルギーの指標としてのマグニチュード
マグニチュードは対数スケールで表され、1段階増えるとエネルギーは約32倍になります。例えば、マグニチュード7.0とマグニチュード8.0の地震では、後者のエネルギーは約32倍です。2011年の東日本大震災はマグニチュード9.0で、観測史上最大級のエネルギーを放出しました。